高橋尚子さんが、5キロで失走。マスコミはこぞってキューちゃんばかりを追いかけてきたので、さぞかし前半での後退は中継も辛かっただろう。どこまでキューちゃんで話を繋げ、どこで振り切って先頭集団ばかりの話に切り替えようかと多少うろたえている雰囲気が伝わってきた。
かつて世界一の王冠を手にしたキューちゃんが,その後,何度かの挫折(?とは言えないと思うが・・・)を経て、今回北京オリンピック最終選考戦になる大会に参加、という事でマスコミは煽っていた。
そして今回の大会に焦点をあわせて,コンディションを整えてきたキューちゃんだったが、敢無く5キロ地点から、ダウン(血糖値が急激に低くなったか、血圧が急に下がったのが原因ではと元キューちゃんの監督である小出氏の弁)
彼女が5キロの時点から優勝の21歳の初マラソンの中村から遅れること何十人でゴールに到達するまで,その間に去来した感情は如何なるものであったろうか?ひょっとしたら、彼女の心は、思いのほか穏やかであったのでしゃないだろうか?平和だったのではないだろうか?
もちろん、他人の心、知る由もない。ただ、この結果がご本人にとってより良い気づきをもたらしてくれるといいのだが。
私は、十分楽しませて頂きました。ランチにも出かけず、おすしとたこ焼きを買ってきて、ビールを飲みながらのマラソン観戦。のんびりした平和な午後でした。これからもどんどん皆で夢をみていきましょう。
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