孤独・インターネット [社会]
この世の中に孤独になったことがない人は、およそいないだろう。「私は孤独と思ったことはない」と言う人は、よほど賢者かもしれないが、私は信じない。
私は時々孤独である事がすごく嬉しくなったり、辛くなったりする。辛いときは妄想、幻想の黄泉の世界に心を運んで遊んでいる。すると、孤独である事がどんどん楽しい事になってくる。
さて、インターネットは大変孤独な作業である。が、考えてみると、例えばこの日記。普通に日記に書いていれば、家族がこっそり盗み読みする可能性はあるが、ほぼ一人の作業で一人で完結する。人にいえなかった事、自分の心のつぶやきをじっと、ひとりで噛みしめる。
でもこのブログへ日記を書くと、、、誰かが見るかもしれない。見ないかもしれない。一筋のラインが社会に繋がっている。ラインの向こうにはたくさんの人がいる。
遠いところから瞬時に遊びに来てくれるかもしれない。
そしてこっそり私の日記をのぞいてくれるかもしれない。
一声かけて立ち去るかもしれない。ステキだ。
中学生の頃、生涯で何人の人に会えるかと想像した。
何冊の本が読めるかも考えた。たいした数ではなかった。
インターネットは恐るべし、インターネットで地球上の何人の人とこれから会えるのだろう?
インターネットをやっていると孤独にはなれない?
2004-11-16
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