光市母子殺害事件 [社会]
光市母子殺害事件判決がでました。
ご自分の妻子を残虐に殺されて以来、９年という長きに渡り、かくも冷静に、社会正義について、司法制度について、被害者の遺族感情について考えて言葉にしていらっしゃった本村氏には感服します。どの弁護士の言葉よりも納得のいく論旨での展開でした。当事者であり、もっと感情的になってもしかるべきところなのに、もっと深い意図で話されますよね。すごい。。。
なんだか、今回の裁判は、差し戻し請求があってから、大勢の弁護団がつき、被告の主張も変わったという事で・・・弁護団の方々の意図が本当に被告の利益の為だったのかと疑ってしまいますね。
「刑法とは社会秩序を維持する目的の為の手段である」と本村氏。誰も罰せられなくするには誰も罪を犯さないということですよね。どうしたら、そうなるんでしょう。
もっと人間の生きることの意義、人を殺める事はタブーである事を、きちんと社会が教えていくべきですよね。
本村氏がおっしゃってましたが、どこかメディアが被告人の元少年と対峙して彼の心の中の真実を引き出して報道してほしいです。
ほんと、本村さんはすごい方ですね。
お聞きしてて目頭が熱くなります。
ほんと、どの弁護士の言葉よりも、聞いてて、心に響きますよね。
人生の偶然を必然に昇華させるパワーの源は
最愛の妻子への愛なんでしょうね。
今の制度では、無期懲役と死刑の間にはあまりにも大きな差が有りますよね。
僕個人的には、二つの命を奪えば、自分一つの命では、償いきれないと思います。
罪を憎んで人を憎まずといいますが、
それは第三者が軽々しく口にする言葉ではないと思います。
「人を殺める」罪の重さを、ほんと、社会がきちんと教えていくべきですよね。
by インディゴ (2008-04-23 23:57)
「罪を憎んで人を憎まず」・・・ほんとうに第三者が軽々しく口にする事はできませんね。かつて有名大学を卒業した女性の一言に凍てつく思いをした事があります。その一言は『誰からも人を殺しちゃいけないって習いませんでしたよね？」頭が真っ白でした。。。
by miro (2008-04-24 00:46)